ROBOPRO(ロボプロ)の過去運用実績と評判・シミュレーション。今回はROBOPRO(ロボプロ)というFolio×SBI証券が提供しているAI投資ロボアドバイザーを解説していきたいと思います。ROBOPRO(ロボプロ)は『金融庁が公表したロボアドバイザーの過去3年のパフォーマンス』で第1位を獲得したことで話題になっておるロボアドバイザーです。今回はROBOPRO(ロボプロ)を詳しく解説していきたいと思います。
ROBOPRO(ロボプロ)はFolio×SBI証券が運営しているロボアドバイザーになります。今注目されているAI関連投資の1つですがさまざまなメリットも有れば、元本割れなどのデメリットも十分有ります。投資に絶対はありませんのでリスクを学んで取り組むようにしましょう。

公式名 | ROBOPRO(ロボプロ) |
リリース | 2020年1月 |
投資サービスのジャンル | AIを活用した投資(長期投資/自動売買) |
運営会社 | Folio×SBI証券 |
関東財務局長(金商) | 第2983号 |
対象 | 株取引/ETF |
連携口座 | SBI証券 |
初期費用 | 無料 |
積立金 | 月々1万円からOK |
手数料 | 年率1.1%、出金手数料330円 |
実績 | 約3年で58.16%のリターン実績 |
実績 | 2023年7月は+1.91% |
キャッシュバック | あり |
公式サイト | ROBPPRO(公式) |
『ROBOPRO(公式)』はAI投資サービスを展開する株式会社FOLIOによって開発されたサービスで2020年1月にFOLIO ROBO PROというサービス名でリリースされましたが2023年3月にROBOPROへと名前を変えてロゴを新たにサービス提供を行なっています。
ROBOPROはAIが相場上昇・下落を予測し、資産配分をダイナミックに変更するという特徴を持つ、きわめて独自性の高いサービスになります。
『金融庁が公表したロボアドバイザーの過去3年のパフォーマンス』で第1位を獲得したことで2023年8月に話題になったサービスです。
- 過去トータルのパフォーマンスは58%
- ボアドバイザーの過去3年のパフォーマンスNo.1
- 自動売買でAIを利用して資産の保有率を変更してくれる。
ROBOPRO(ロボプロ)は『金融庁が公表したロボアドバイザーの過去3年のパフォーマンス』で第1位を獲得です。つまりロボアドバイザーの中でパフォーマンス実績は1位と言う事になります。2020年1月から2023年8月の実績(過去43ヶ月平均)が58.16%ということもあり過去3年7ヶ月の平均パフォーマンスは月1.3%と言う事になります。
コロナショックに直面してもこの投資実績。2020年3月に30%近いマイナスが有りますがうまく持ち直して2023年8月には58.16%になっています。

- 長期投資でコツコツと投資したい人。
- AIにお任せして放置して運用したい人。
『ROBOPRO(ロボプロ)』は手数料を支払う事でAIが銘柄の選定から注文、モニタリング、投資配分の見直しまでやってくれるプラットフォームです。最低投資金額は10万円から

- 『ROBOPRO(ロボプロ)』は投資配分を自動で大きく変更する。
- AIで将来の相場状況を判断し1ヶ月に1〜2回投資バランスを変更している。
『ROBOPRO(ロボプロ)』の過去データからROBOPRO(ロボプロ)がどのように投資を行なっているかを紹介していきます。
※以下情報は過去のものであり、将来の運用成果等を示唆又は保証するものではありません。
※公式が公開しているデータを引用・参考にしています。
ROBOPRO(ロボプロ)運用開始2020年1月15日

2020年1月15日に『ROBOPRO(ロボプロ)』は運用をスタートしました。
2020年2月18日:ROBOPRO(ロボプロ)損失が多かった月(コロナショック)

- コロナショック時が16.03%と過去一番損失が大きかった。
- コロナショック前の2020年2月18日までにAIは情報を察知していた。
- 株式の比率を下げ債権や不動産の比率を上げる事で守りの姿勢に入った。
2020年2月・2020年3月まではコロナショックで米国株を含む様々な投資対象銘柄が急落しました。ROBOPRO(ロボプロ)の2020年以降の過去データをみると約16%下落していたことが分かりますがアメリカ株の比率を少なくしていたため他のロボアドバイザーのように大きな急落には巻き込まれていないようです。一般的なロボアドバイザーも25%近く下落しているのでROBOPRO(ロボプロ)の-16%はかなりいい結果だとも捉えることができそうです。
2020年11月〜2021年5月:コロナショックからの回復

- ワクチン関連の株比率を上げる。
- 終盤では金の比率を上げる。
- 2020年11月から2021年5月までに20%のリターン。
コロナワクチン普及に向けて徐々に株式の比率を上げていきます。2021年2月末には債務関連の銘柄を大きく減らし株と金の割合を大きく上げて2020年11月から2021年5月までに20%のリターンを得ました。
2021年12月末〜2022年3月末:金融緩和で米国株下落を予想し保有率0%

- 金融緩和で米国株下落を予想し保有率0%
- 米株が下がったところを買い増し2月末には比率を24%。
2022年1月に米国株が大きく下落しましたが事前にROBOPRO(ロボプロ)は情報を予想し株保有率を0%に変更して反発局面で保有率を上げてリターンを得ることができました。米国の株式を1月末の約10%から増やし約24%にしています。更に2月26日の時点で金は約6%の資産比率でしたが3月31日には約23%と比率を約4倍増加させています。
2022年5月-6月:ウクライナ戦争長期化と中国経済先行き不透明

- 5月の運用パフォーマンス比率は-4.64%
- 6月の運用パフォーマンスは-1.20%
5月はFRB(米連邦準備理事会)による金融引き締めの加速、ウクライナ問題の長期化、上海をはじめとする都市のロックダウンによる中国の景気減速など悪材料が重なった結果、米国株式と不動産を中心に下落しました。1ヶ月の運用パフォーマンス比率は-4.64%になり一般的なロボアドバイザーだと-3.74%なので大きくは有りませんがパフォーマンスが劣っていました。その後2022年6月は-1.20%、に留まっています。
2022年7月:景気減速が懸念されるなか米国株式を中心に上昇

- 景気減速が懸念されるなか、ROBO PROは株式や不動産を多く保有。
- 経済状況(景気等)と金融市場の状況(金利等)のバランスをAIが判断。
- ROBO PROの7月リターンは+5.10%
世界的な景気減速が懸念されるなか、ROBO PROは株式や不動産を多く保有した積極的な投資配分で7月を迎え、結果として同月のROBO PROのリターンは+5.10%となりました。
なぜROBO PROは、このような局面で、強気の投資判断を行うことができたのでしょうか。
その要因は、ROBO PROのAIが「金融市場の状況」を正しく分析できたことにあると考えられます。
そもそも、金融資産の価格は「経済状況(景気等)」と「金融市場の状況(金利等)」のバランスによって形成されており、そのため、必ずしも「景気後退」が「相場の下落」を招くとは限らず、例えば、米国の利上げペースが市場コンセンサスよりも一層鈍化するとなれば、たとえ景気見通しが悪くても、相場が上向く可能性があります。
https://folio-sec.com/static/topics/posts/1w7JFPg1LetxoPU5ZxWaRZ/index.html
利上げとは中央銀行が政策金利を引き上げることで利上げが起こると個人や企業が銀行からお金を借りることが難しくなります。
経済状況(景気等)と金融市場の状況(金利等)のバランスをAIが判断し株式や不動産を多く保有したため+5.10%のリターンを得る事ができました。
2022年:9月12日から9月30日の期間では-8.89%のパフォーマンス

- 8月は0.04%と横這い。
- 9月12日から9月30日までのパフォーマンスは-8.89%。
- 最終的な9月のパフォーマンスは-3.92%のパフォーマンス。
9月12日にリリース来パフォーマンスが最高値を付けたものの、その後株式をはじめとしたリスク資産が下落する局面が続いたことにより、9月12日から9月30日の期間では-8.89%のパフォーマンスとなりました。
しかし、期間を伸ばして2022年の年初来から見てみると+1.99%であり、足元の厳しい相場環境の中でもプラス圏を維持しています。
2023年3月以降:新興国株式や金、米国債券でプラス

- 新興国株式、金、米国債券でプラス。
- 過去3ヶ月は7%のプラス。
3月以降は新興国株式、金、米国債券を中心に保有して米国株は保有率0%になっています。全体では過去3年間で55%以上のパフォーマンスになっています。

- RoboPro過去運用実績は58.16%
『RoboPro』の過去3年間運用実績は58.16%で他のAIアドバイザーよりもパフォーマンスが高い事がわかります。その他のAIロボアドバイザーとも比較したので表を参考にしてください。



